家づくりの豆知識

窓ガラス⑤:熱割れに注意しましょう

掲載日 2009 年 8 月 20 日


窓ガラスには太陽の陽射しが当ります。当然、ガラスの表面温度は上昇しますが、窓枠のサッシに隠れているガラス部分は温度があまり上りません。そのため、一枚のガラスの中で温度差が発生します。ガラスの中央の部分が膨張しようとするのに、周りの部分がそれを抑えようとする為に発生する力が、ガラスの耐久範囲を超えると破壊してしまいます。この現象を「熱割れ」と言います。  この「熱割れ」は、一般的に冬の晴れた日の午前中に多く発生します。冬は空気が澄んでいて、太陽の角度も低いので、長い時間日が当ります。特に建物の南側の窓は日射量が大きく、しかもサッシの周辺の温度は低いと言うことになるので、冬の晴れた午前中はガラスの中央とサッシ部分との温度差が大きくなるからです。  また、ガラスの中でも「網入りガラス」は透明なガラスよりも熱割れが起こりやすく、中の網の錆が原因による「錆割れ」と言う現象が起こることもあります。

ガラスを「熱割れ」から守る為の注意事項・・・【Ⅰ】カーテンやブラインド・家具等をガラス面に密着させない。【Ⅱ】ストーブ等の暖房器具や照明器具を接近させたり、エアコンやファンヒーターからの噴出しエアを直接ガラスに当てない。【Ⅲ】ガラス面に紙を張ったり、ペンキを塗ったりしない。【Ⅳ】ガラスの内側に熱線吸収や反射フィルム、断熱フィルムなどを貼りつけると熱割れすることがあります。フィルム販売元にご相談下さい。(日射吸収率が大きくなり、ガラスの熱吸収を増やす為に「熱割れ」が起こりやすくなります) などに気をつけましょう。 宮本






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